中学生の国語の定期テスト対策の流れです。
問題集の取り組み方の詳しい内容については、
問題集の取り組み方2 >を読んでください。
学習の流れ
ステップ1:教科書を読む
教科書を3〜5回読む
ステップ2:試験に出るポイントの確認
【得点30-60点】
ノート、学校ワーク、プリントを3回見直す
「ノート」
ステップ3:漢字を覚える
【プラス10-15点】
ステップ4:テストよく出る問題をマスターする
【得点70-95点】
テストによく出る問題を知ることで、安定して高得点が取れるようになれます。
又は
又は
又は 又は
国語は90点が取りづらい科目
国語以外の他の科目は、
問題集とほぼ同じ問題が出題されるため、
問題集を繰り返すことで
90点以上取れるようになる生徒たちがたくさんいるのですが、
国語の場合は、問題集から出題する先生と
そうでない先生と別れることもあり、
他の科目と比べると90点以上が取りづらい科目です。
これまで数年に渡り、いつくかの中学の定期テストで
どれくらい問題集から出題されているか調べたところ、
詩、和歌や短歌、古文、漢文の分野は、
かなり問題集と同じ問題が出題されるのですが、
物語や説明文については、
塾用問題集で3〜10問ぐらい
市販の問題集で0〜3問ぐらいしか
同じような問題が出題されていない感じです。
先生によっては80点分ぐらいが、
『必修テキスト』という
塾用問題集から出題していたことが過去にあったのですが、
これはかなり特殊なケースです。
そのため国語の場合の優先順位は
1.教科書の本文を読む
2.授業中、板書だけでなく先生が大切といったところはノートにとる
3.学校のプリントやワークを覚える
4.漢字を覚える
5.教科書準拠の問題集を取り組む
といった感じになります。
ステップ1
教科書を3〜5回読む
教科書を読んで授業を受ける
国語の得点アップには、毎日の授業が重要
教科書本文を3回ぐらい読んで授業を受けよう
まずは教科書の本文の音読、
または黙読を3〜5回ぐらいやりましょう。
英語と同じで声に出して音読したほうが
断然力はつくのですが、
音読がめんどうな人は黙読でもいいので
3回は読んでおきましょう。
また国語はテスト問題をもとに
授業を行っている先生もけっこういるようなので
授業中、先生の説明した部分は
教科書に蛍光ペンで線を引き、
ポイントをノートや教科書に書き込むといった
日頃の授業が得点に影響してきます。
ただ、授業中に先生がいったポイントを
いきなり理解するのは難しい場合もあるので、
国語はできるだけ教科書本文を3回ぐらい読んで
授業を受けるのがオススメです。
また試験前にノート、プリント、ワークに取り組むときも
教科書を3~5回は読んでからでないと
内容がなかなか定着できません。
読むのが超苦手な人は、
教科書をA3に拡大プリントして読むといいです。
塾で国語が超苦手な生徒たちはそうしています。
ステップ2
試験に出るポイントの確認
【得点20-50点】
『ノート』『学校ワーク』『プリント』を見直す
国語のテストは
『授業のノート』
『学校のプリント』
『学校ワーク』
の内容から出題されることも多いので、
これら3つををざっと3~5回繰り返し読み返し、
これらの内容が試験で出題されたら
得点できるようにしておきましょう。
『学校ワーク』は赤ペンで答えを先に書込み、
解説と一緒に
3~5回ほど繰り返し読み
『なぜその答えになるのかを理解すること」
に重点をおき学習しましょう。
問題と解説、解答を繰り返し読むことで
理解が深まり得点できやすくなります。
授業形式が好きな人は動画授業もオススメです
スタディサプリでは学校の教科書の解説、
19チャンネルでは、
国文法と古文の解説を動画でやっています。
点数にすると1問3点だと9点~21点分、 ワークを繰り返し読んでおくだけで、 学校ワークは試験の1週間前ぐらいを目安に |
ステップ3
漢字を覚える
【プラス10-20点】
『学校ワーク』と漢字はどちらを先にやってもOKです。
漢字の覚え方
漢字の覚え方は自分に合ったやり方でOKです。
覚えるのが苦手は人は
5回読んでおくといいでしょう。
下記のやり方でやるといいでしょう。
ステップ4
テストよく出る問題をマスターする
【得点80-100点】
テストによく出る問題を知ることで、
安定して高得点が取れるようになれます。
『必修テキスト』『新ワーク』『キーワーク』『栄光ワーク』
80点以上を目指す人は、
『必修テキスト』『新ワーク』『キーワーク』
『栄光ワーク』のどれか1冊に取り組みましょう。
理解が深まることはもちろん、
毎回、これらの問題集から3~10題ほど、
ほとんど同じ問題が出題されているので、
テストの得点が10点~20点ほど違ってきます。
古文、漢文、詩、和歌、俳句などの分野は
特に同じ問題が出題されるので
繰り返し読んで問題と答えをセットで
覚えてしまうことをオススメします。
塾用教材ランキング
ちなみに国語の塾用問題集でテストで
同じような問題の出題が多い順番としては
(あくまでここ7年ぐらいの
近くの公立、私立中学校のざっくりとした目安です)
1位『必修テキスト』
2位『新ワーク』
2位『keyワーク』
2位『栄光ワーク』
4位『教科書BASIC』
4位『教科書マスター』
7位『iワーク』
塾の生徒の中には、
『必修テキスト』『新ワーク』の2つを
ざっと試験前に読んでおくことで
90点以上とっている生徒たちもいます。
先に英語、数学、理科、社会を仕上げよう
小説や説明文の場合、
『必修テキスト』『キーワーク』『新ワーク』『栄光ワーク』
などは問題の量が多いので、
その他の4教科が80点以上取れるようになった人、
または試験前日に、
ワークもノートも漢字もほぼ覚えてしまい、
やることがない人が取り組むといいです。
英語、数学、理科、社会のほうが、
短時間の学習で得点しやすいので、
まずはこれらの4科目で高得点を目指しましょう。
古文、漢文、短歌、俳句、詩については、
上のテキストから、同じ問題がかなり出題されるので、
これらの分野が試験範囲の時は、
必ずやるようにしましょう。
『教科書トレーニング』『教科書ワーク』
市販の教科書準拠の問題集として
『教科書トレーニング』と『教科書ワーク』があります。
古文、漢文、和歌、俳句、詩などは
同じ問題もけっこう出題されるのでやっておくといいです。
小説や説明文については、
同じような問題の出題数が0~3題ぐらいで、
まったく出題されないこともあるので
他の科目や学校ワーク、ノートの見直しをやったほうが
いいかもしれません。