中学生の歴史の定期テスト対策の流れです。
問題集の取り組み方の詳しい内容については、
👉【問題集の取り組み方2】を読んでください。
学習の流れ
ステップ1:ざっくり理解
又は
ステップ2:入門
【得点30-50点】
試験に出るポイントの確認
①テストにでる基本的な用語を確認
②テストに出るポイント70~80%を確認
ステップ3:基礎
【得点70-90点】
試験に出る形式で知識を定着
テスト問題はこの2冊の形式で出題されます。
プラス 『学校ワーク』
ステップ4:標準
【得点85-100点】
いろんな出題方法への対応力をつける
いろんなタイプの問題を知ることで、安定して高得点が取れるようになります。
又は
又は プラス
ステップ1
ざっくり理解する
歴史では、このざっくり理解するがとても大切です。
【ステップ1】では、①と②で
自分と相性の良さそうなものをどちらか選んで
歴史の流れをざっくりと理解しましょう。
定期テスト範囲全部読んでも
40分〜1時間ぐらいで終わるでしょう。
①『社会授業の実況中継』③④
【流れ】と【理由】がわかる
中学入試の小学生向けなので、
小学生にでもわかるように、
かなりわかりやすく書いてあります。
ざっとでいいので3回、できれば5回ほど読むと
流れがつかめて暗記がかなりラクになります。
読むときのポイントは、
- 【理解しようとしない】
- 【覚えようとしない】
ことです。
繰り返し読んでいるうちに
自然と流れが理解でき、
必要な人物や出来事にもなじんでいき
問題集を読んでいるうちに勝手に覚えてしまいます。
読むのが苦手じゃない人には、これがオススメです↓
②『中学歴史が面白いほどわかる本』
①に比べると、文字が小さくて
ちょっと読むのが大変かもしれないのですが、
読むのが大丈夫な人であれば、
歴史の【流れ】と【理由】を
すごくわかりやすく説明されていてオススメです。
定期テスト、入試に出題されるポイントや写真なども
もれなく説明されているので、
定期テスト、入試まで使用することができます。
実際に本屋で見てみて、
読めそうであればこれにするといいでしょう。
ステップ2
入門の問題集
【得点20-50点】
入門の問題集は①②の2冊に取り組みましょう↓
①『中学歴史をひとつひとつわかりやすく』
テストにでる基本的な用語を確認
勉強が苦手な人にとっては、文字が少し小さめなのですが、
どれもイラストが多く、とっつきやすい内容です。
まずはこれをざっと読み学習のポイントを確認しましょう。
②『とってもやさしい歴史』
テストに出るポイントの80~90%ぐらいが、まとめてあります。
この『とってもやさしい〜』シリーズの理科と社会は、
全ての中学生が持っていた方がいいと言えるぐらい
オススメの問題集です。
問題の数がかなり少ないのですが、
まとめの部分が本当によくまとめられています。
学校や塾の先生でも、
ここまでわかりやすくまとめられる先生は
なかなかいないと思います。
まとめの赤文字の80〜90%は
定期テストに毎回出題されるため、
ステップ3の『くもんの中学基礎がため100%』に取り組む前に、
この問題集で何が出題されるのか
確認と理解をしておきましょう。
実際のテストの問題は、
次の基本の問題集の形式で出題されるため
これだけ完璧に覚えても
40〜50点ぐらいしか得点できません。
定期テストだけでなく、
模試(北辰テストなど)、
入試まで使用できる内容になっています。
|
歴史や勉強が得意な人は②とこれでもOKです↓
③『合格ノート 中学歴史』
85点以上目指す人のみ
文字が多くて小さいという欠点があるのですが、
塾の授業をそのまま問題集にした感じで
読むのが大丈夫な人にとっては、
話し口調ですごくわかりやすい
オススメの問題集です。
80点以上を確実にするために、
基礎の問題集の『くもんの中学基礎がため100%』の前や後に
取り組むのがオススメです。
ある程度、歴史が得意な人は、
ざっくり理解するの本を2〜3回読んだら
この『合格ノート』で出題ポイントを確認し、
次に『とってもやさしい中学歴史』で
時代の全体像を把握するといった使い方がオススメです。
ステップ3
基本問題集
【得点70-90点】
基本の問題集はこれ1冊でOKです↓
繰り返し読んで覚えると70-90点取れます。
『くもんの中学基礎がため100%』歴史
50点以上とりたい人
テストに出る形式で知識を定着できるので
テストで得点できるようになれます
定期テストで50点以上をとりたい人は
必ず持っていた方がいいオススメの問題集です。
入門の問題集で学習した知識を
実際の定期テストや入試などの出題形式にしてあり
ステップを踏んで学習できるので
生徒たちにもすごく評判のいい問題集です。
定期テストの80〜95点ぐらい
北辰テストや県立の入試問題は80点ぐらいは、
この問題集の問題から出題されます。
定期テストのたびに、しっかり繰り返しておくと
北辰テストなどの模試や入試本番でも高得点が取れます。
『学校ワーク』の前にやっておくと、
『学校ワーク』がスムーズにでき、得点も安定します。
『学校ワーク』
【得点30-90点】
『学校ワーク』は学校によりレベルにかなりばらつきがあるのですが、
塾に来てる生徒の9割以上は、
『くもんの中学基礎がため100%』の
次にやった方がスムーズに学習が進められるようです。
『学校ワーク』から出題する先生と、そうでない先生とがいるため
『学校ワーク』だけでは、安定して得点することが難しく、
入試対策には使用しづらいため、
『くもんの中学基礎がため100%』をやった後に
取り組むのがいいでしょう。
学校によっては、社会の【学校ワーク】が また、生徒の中には、 |
ステップ4
標準の問題集
【得点85-100点】
『iワーク』『新ワーク』歴史【塾用教材】
どちらか1冊
いろんなタイプの問題を知ることで、
安定して高得点が取れるようになれます。
確実に85点以上とりたい人はここまでやりましょう。
定期テストの問題の90〜100%はここから出題されています。
そのため塾でも、
この問題集を繰り返し読んで
スラスラできるようになった生徒たちは
失敗しても85点以上、
普通に90点以上とれるようになります。
『『とってもやさしい社会』や
『くもんの中学基礎がため100%』をやらずに、
いきなり『iワーク』や『新ワーク』だと
挫折してしまう人も多いのですが、
『くもんの中学基礎がため100%』をやっていれば、
80%以上似たような問題なので、
復習のような感じでスラスラいけます。
ただやっただけでは、得点はアップしません
他の科目の勉強もあって
繰り返しが難しそうな場合は、
『とってもやさしい社会』
『くもんの中学基礎がため100%』
『学校ワーク』
を【どの問題も瞬時に解けるよう】
繰り返し読んだ方がテストでは得点できます。
まずは入門〜基本までをしっかり繰り返しましょう。
標準問題集は現時点では上の2つの塾教材が一番オススメです
歴史の標準問題集としては、
現時点では、『iワーク』か『新ワーク』が
①定期テストに出題される問題をほぼ90〜100%ぐらいカバーしていている
②レベルが適切(キーワークなどは定期テストの問題より難しい問題が結構ある)
③取り組みやすい紙面になっている(ごちゃごちゃしていない)
などの理由から最もオススメです。
※県立入試や北辰テストには『とっても〜』や『くもんの〜』の方がオススメ
また理科と同じで、
北辰テストや入試には、
この問題量は多すぎで、オーバーワークです。
あくまで定期テスト対策のみで使用する問題集になります。
北辰テストや入試には、
『とってもやさしい社会』と
できれば『くもんの中学基礎がため100%』と『北辰のかこもん』
偏差値60以上の高校を受験予定の人は
プラスして、下記の2冊と過去問で十分合格点以上が取れます。
※『iワーク』『新ワーク』の代用の市販の問題集
『中学総合的研究問題集 社会』
『iワーク』『新ワーク』が定期テスト対策としては
トータルでは一番オススメなのですが、
塾用教材のため、書店で購入できません。
そのため一般の書店で買える
『iワーク』『新ワーク』の
代用の市販の問題集としては、
『中学総合的研究問題集 社会』がオススメです。
問題量が少し足りないので、
確実に90点以上取りたい人は
『合格ノート』で補強しておくといいでしょう。
『合格ノート 中学歴史』